【無料】結婚式の自作ムービー作り方【canvaキャンバ】

2024年6月9日

ゼクシィ結婚トレンド調査2023によると、結婚式で映像演出をしたカップルのうち63.5％がムービーを手作りをしているとの結果が出ています。

業者に依頼すると3～10万くらい費用がかかる場合が多いので、自分たちで作るとかなり節約になりますよね！

この記事では自身の結婚式もムービーを手作りし、キャンバを愛用している作者が「canva(キャンバ)」を使った結婚式のプロフィールムービー作成方法を解説します。

簡単に結婚式のプロフィールムービーを作成したい人
節約のためにムービー作成にお金をかけたくない人
スマホでできるおすすめのアプリを知りたい人

いつき

画像をたくさん使って、初めてアプリを使う人も簡単に作成できるように解説しています

プロフィールムービー作成にキャンバがおすすめな理由

「canva（キャンバ）」は無料で使えるデザインツールで、SNS投稿・動画・ロゴ・ポスターなどいろんなものを作成することができます。PCのブラウザ上はもちろん、CanvaにはiPhone・iPad、Androidのアプリが用意されているので、どこでも気軽にデザインが作れるのが魅力です。

canvaがおすすめな理由

無料で利用できる
操作性が感覚的にわかりやすく、初心者でも簡単に編集しやすい
ウエディング系のテンプレートが充実している

動画編集アプリで有名な「capcut」や「iMovie」も使いやすいアプリだと思います。

しかし結婚式のプロフィールムービー作りに特化すると「canva」は日本人の好みに合ったおしゃれな素材が他より圧倒的に多いため、初心者でも簡単にそれなりの動画が作りやすいと感じました。

いつき

日本人向けのウエディング系テンプレートが圧倒的に多く、デザインも本当にお洒落なものがたくさん！

プロフィールムービーって？写真選び・時間・構成の基本

プロフィールムービーは新郎新婦の生い立ちや出会い、結婚までの道のりをゲストに紹介する映像のことを言います。

披露宴でお色直しをしている中座中や、歓談中に流すことが一般的です。

両家のことが知ることができ、みんなが気軽に楽しめるものなので家族婚にもおすすめの演出となっています。

写真の選び方

おすすめの写真構成

新郎の生い立ち写真10枚
新婦の生い立ち写真10枚
2人の写真10枚

生い立ち写真は、成長がわかるように時系列順に用意しましょう。

使う枚数は新郎新婦それぞれで、誕生～幼稚園までを3枚、小・中・高・大学で各1枚×4枚、社会人で3枚の計10枚くらいで構成するのがおすすめです。

また家族婚の場合は、参列しているゲストと一緒に写っている写真を選ぶとより感情移入してもらいやすいですよ。

プロフィールムービーの時間は5～8分くらいがおすすめ

おすすめ時間配分

オープニング　　　15秒～30秒
新郎の生い立ち　　1分20秒（8秒×10枚）
新婦の生い立ち　　1分20秒（8秒×10枚）
出会い～馴れ初め　1分20秒（8秒×10枚）
感謝の言葉　　　　15秒～30秒

　　　　　　合計　5分前後

一般的なプロフィールムービーの構成は、5部に分かれていることが多く、時間も5分前後が一般的と言えます。

写真1枚あたりの表示時間は8秒が最適といわれています。

先ほど紹介した写真枚数が30枚程度なので、おおよそのプロフィールムービーの時間は5～8分くらいの構成となります。

プレ花嫁

結婚式の動画作成業界において、コメントも写真もゆっくり見られる時間が「8秒」らしいですよ

いつき

文章よりも実際に目で見た方がわかりやすいので、プロフィールムービー構成をより理解したいと感じた方は動画を参考にしてみて下さいね

3曲構成がベスト！選曲について

オープニング～新郎生い立ち
新郎生い立ち～新婦生い立ち
2人の出会い～感謝の言葉

場面の切り替わりがわかりやすいので、このような3曲構成がおすすめです。

著作権がある曲を入れたいときは事前に「曲の使用申請」が必要となるため、必ず式場に相談しましょう。

また申請が不要なフリーBGMは、キャンバ内でも無料で使用可能なため、キャンバで作成する場合は基本的にフリーBGMを使用するのが前提で考えましょう。

いつき

どうしても著作権の曲を使いたい場合は、外部の業者に依頼する方が確実だよ

【2024年】結婚式ムービーの外注先おすすめランキング４選

プロフィールムービーの作り方　流れ

事前準備

式場にスクリーンの比率を確認: ムービーを上映するスクリーンには「16：9」と「4：3」というアスペクト比と呼ばれる画面の縦横比率があります。キャンバのテンプレートは「16：9」がメインなので、式場が「4：3」の場合は変更が必要です。
曲の著作権を確認し、スマホに取り込んでおく: 選曲でも触れましたが、著作権がある曲を使用したい場合は、必ずプランナーさんに相談しておきましょう。
動画のファイル形式を確認: 一般的にDVDに焼いて準備する「DVD-VIDEO形式」の式場が多いです。その場合、キャンバで出力できる「MP4形式」→「DVD-VIDEO形式」にしてDVDを作成する作業が必要となります。

事前準備は

STEP

写真を選ぶ

新郎の生い立ち写真10枚
新婦の生い立ち写真10枚
2人の写真10枚

30枚ほどの写真を選んで画像フォルダ内に保存しておきます。生い立ち写真などのを取り込むときは「フォトスキャン」がおすすめ。昔の写真もスマホで撮影するだけで、写真を自動補正してくれます。iPhone・Androidどちらにも対応しており無料で使用できるのもポイント。

STEP

キャンバで編集を行う

キャンバで編集

ホーム画面下の「テンプレート」を押す。

キャンバで編集

上部の検索窓に「プロフィールムービー」と検索し、好きなテンプレートを選ぶ。

おすすめは赤枠の３つ

①ホワイトナチュラル　結婚式　プロフィール　ムービー
寄稿者：Simple design

➁ベージュ　ブラック　ナチュラル　ウエディング　プロフィールムービー　Video
寄稿者：北欧・シンプル・ミニマルなデザイン／roomM

③白　シンプル　フローラル　ウエディング　プロフィールムービー　動画
寄稿者：北欧・シンプル・ミニマルなデザイン／roomM

いつき

テンプレートの右下の(pro)マークは有料素材のマークです。キャンバは30日間無料で有料素材が使えるので、気になる素材がある方は1カ月だけ登録するのもおすすめです。

キャンバで編集

既存のテンプレートを複製し、写真の入れ替えと文字の変更をする

複製したいテンプレートを選んで、(1)を複製を押す

変更したい画像をクリックし、「置き換え」を選択。画像フォルダから変更後の画像を選択します

文字は20字程度で、2行以内に収めると読みやすいです。フォントは黒などはっきりした色を基本とし、フォントも読みやすさ重視で選びましょう。

キャンバで編集

1枚当たりの写真の表示時間とトランジションを変更する

画像左下の秒数をクリックし、写真1枚あたりの表示時間を変更できます。おすすめは8秒です。

次にお好みでトランジション(エフェクト)を変更しましょう。トランジション(エフェクト)とは、画像と画像の間の切り替わりの効果のことを言います。

キャンバで編集

音楽を挿入する

step3～4を繰り返し、全ての画像が入れ終わったら、音楽を挿入します。下記の２つからお好きな方を選択しましょう。最後は自然に音が消えるように「フェードアウト」のエフェクトがおすすめです。

※フェードアウトの入れ方はこちらで詳しく解説します

①自分で用意した素材を挿入する場合「+」→「アップロード」→「オーディオ」

➁canvaの素材を挿入する場合「+」→「素材」→「オーディオ」で好みのものを挿入

キャンバで編集

最初と最後に5秒の黒画面を入れる

当日再生したときに、いきなりムービーが始まって会場が混乱しないように前後に黒画面をいれるとトラブル防止となります。

最後のページを複製 → 背景画像や文字を選択し削除 → 左下「+」→ 素材 → 図形 → 四角■ → 完了 →カラー → 黒を選択 → 四角の四隅の〇を引き延ばして画面いっぱいになるようサイズ変更 → 表示秒数を5秒変更 → 複製して最初のページに移動