コロナ禍を経て、少人数婚や家族婚を選択するカップルが増えてきています。
一方で実際に参加した経験がなく、具体的な式のイメージが持てない方も多いのではないでしょうか。
少人数婚にしたいけれど、ゲストの席次を考えるのが難しい・・・と感じているカップルはとても多いです。
結婚式準備の中でも席次を考える作業が本当にむずかしいよ~!
この記事では実際に家族を行った筆者が、少人数の席次レイアウト4パターンを人数別にまとめています。
画像とイラスト中心にさくっと3分で読めます
- 少人数や家族婚の席次について悩んでいる人
- 色々なパターンから自分にぴったりな席次をきめたい人
結論:10人前後なら1テーブルを囲むスタイルがおすすめ!
【実例】10人の家族婚の配置
10人前後の家族婚の方には、1つのテーブルを囲むスタイルが断然おすすめです。
私たちはこのイラストのような席次で家族婚を行いました。
上座下座の慣例通りの席次ではなく、新郎新婦の隣に両親が座る配置にしたのは、両親に感謝の気持ちを伝えたいという思いがあったためです。
席次の決め方には基本的なルールがありますが、少人数の場合はより柔軟な考え方も大切です。
少人数なら、ふたりが大切にしたい、おもてなしに合わせた席次にすることも可能です
席次の基本的な考え方
結婚式の準備に取り掛かる中で、ゲストの席次は大事なポイントです。
特にゲストが心地よく過ごせるような雰囲気を作り上げるためには、席次の基本ルールを知っておくことが重要です。
1. 左が新郎側、右が新婦側
新郎新婦が座る高砂席に向かって、左が新郎側、右が新婦側のゲストです。
新郎が婿入りする場合は、左右を逆にするのがしきたりです。
ただし慣習通り新郎新婦の位置を逆にするかは、両家の考えを尊重するのがベストです。
新郎新婦だけで決めずに、ご両親に相談をして決定するのが良いでしょう。
2. 上座と下座
- 上座(かみざ)
-
新郎新婦から近い席。
年齢が高い方、目上の方、主賓やゲストが座ります。 - 下座(しもざ)
-
新郎新婦から遠い席。
年若い方や目下の方、ゲストをもてなす側の方が座ります。
家族婚の場合は、上座から「関係の遠い親戚→関係の近い親戚→祖父母→兄弟姉妹→両親」となります。
3. 1卓の中にも上座、下座がある
ひとつの卓の中にも上座、下座があります。
下座にいくほど新郎新婦と血縁の近い親族が座るのが一般的。
両親は結婚式の主催者側の立場にあたりますので、下座の中でも最も後方に控えた場所に配席します。
そこから上座にいくにつれて血縁が遠い親族となっていきます。
下座から順に、両親~兄弟~祖父母~叔父叔母~従兄弟(いとこ)というような順番が一般的です。
叔父叔母や従兄弟が何人もいる場合は、年長者にあたる方を上座側に配席するのが通説です。
また夫婦で出席の場合、夫が上座、妻が下座です。
本人との続柄 | 親等 |
---|---|
いとこ | 4親等 |
叔父・叔母 | 3親等 |
甥・姪 | 3親等 |
祖父・祖母 | 2親等 |
兄弟姉妹 | 2親等 |
両親 | 1親等 |
少人数結婚式のテーブル配置実例【人数別】
ここでは人数別のテーブル配置おすすめパターンをご紹介します。
メリット・デメリットもご紹介しているので、ふたりが大切にしたいおもてなしに合った席次はどんなものか、一緒に考えてみて下さいね。
1.テーブルひとつを全員で囲む【10人前後】
1-1. 新郎新婦が誕生日席に座るパターン
メリット | デメリット |
---|---|
どの席からでも新郎新婦が見やすい | 席が遠い人との交流がしづらい |
新郎新婦が誕生日会のように、テーブルの細い部分に着席するスタイル。
どの席からも新郎新婦の表情が見やすいが、大きなメリットです。
私もこの誕生日席パターンで会食を行いました。新郎新婦⇔ゲスト同士の表情が見やすくて、とても会話が弾みました。
1-2. 新郎新婦が並んで中央に座るパターン
メリット | デメリット |
---|---|
新郎新婦と家族の距離が近い | お互いの家族とコミュニケーションが取りづらい |
新郎新婦が中央に座るパターンは、新郎新婦と家族との距離が近いカジュアルなスタイルです。
家族が近くにいるので、会話が盛り上がりやすく、和やかな雰囲気になりやすいでしょう。
ただしお互いの家族間の交流がしずらい為、中央にいる新郎新婦がうまく進行させて橋渡しをすることが大切です
2. 高砂+長テーブル2つ【20人前後】
メリット | デメリット |
---|---|
どの席からも新郎新婦が見やすい | お互いの親族と交流しずらい |
くし形は2つの長テーブルに、新郎新婦それぞれの親族に分かれて着席するスタイルです。
晩餐会スタイルとも呼ばれる伝統的な配置レイアウトで、20人前後の結婚式におすすめ。
上座下座がわかりやすいのも特徴です。
3. 高砂+円卓複数【30人前後】
メリット | デメリット |
---|---|
友人を呼ぶ場合、気まずい思いをさせにくい | お互いの家族が交流しずらい |
多人数の結婚式でも使われる、フォーマルな席次パターンで、30人~の結婚式におすすめの配置レイアウトです。
友人も呼ぶ場合は、この配置にすると親族と同じテーブルで気まずい思いをさせにくいのがメリットです。
ただし円テーブルの上座は新郎新婦の顔を見るために、毎回姿勢を変えないといけない場合が多いです。
年齢が高い人をそこに配置してしまうと、配慮が足りないと思われる可能性もあるので、臨機応変に席次を考えるようにしましょう。
少人数婚でよくある席次Q&A
- 両家のゲスト数に差がある場合は?
-
人数差がないカップルの方が少ないので、気にしなくても大丈夫!
人数差が目立たないように、人数多めの側のゲストを少ないほうに混ぜたり、両家混合のテーブルを作るなど、対策はさまざまな方法があります。10人前後の場合は「テーブルひとつを全員で囲むスタイル」、20人~30人と比較的多い場合は「高砂+円卓複数スタイル」が人数差を調整しやすくおすすめです。 - 子連れや車いす、妊婦のゲストへの配慮は?
-
基本的に出入りしやすく、入り口に近い席にするのがベターです。
下記の事に配慮し、プランナーさんに事前に相談しておきましょう。
授乳中のお子さんがいる場合:授乳室の有無を事前に確認。車いすのゲストがいる場合:通路幅を確認し、移動がしやすい導線を心がける。
妊婦のゲストがいる場合:体勢を変えなくてよい席次にする。 - 家族婚に友人を呼ぶ場合は?
-
新郎新婦に一番近い席次にしましょう。基本は上座にするのが一般的な慣例となります。
テーブルをひとつにする場合は、新郎新婦に近い席にして会話をしやすくする。また人数が多く複数テーブルにする場合は「高砂+円卓複数スタイル」で友人だけの席を用意すると、友人が親族に囲まれて気まずい思いをすることがなくなります。
少人数の結婚式:おすすめ席次まとめ
結婚式の席次は、ゲストが心地よく過ごすための大事な要素です。
席次の慣例はありますが、近年は結婚式の形態も多様化し、自分たちのおもてなしの気持ちを反映させやすい席次にするカップルも増えてきています。
特に年功序列よりも「誰が隣だと話しやすいか」を重視して席を決める方が多いです。
アットホームで家族みんなが心地よい雰囲気を演出できるような結婚式にしてくださいね。
お二人の大切な日がより一層輝くものとなりますように!
席次で大切なのは、式当日をみんなが居心地のよく過ごせることです
\無料テンプレート配布中/
\家族婚でもお得に結婚できる/
5~20万円お得に結婚式を挙げることのできるブライダルフェアの特典を比較
\見学前に是非チェックしてみて下さい/
【2024年金額ランキング】ブライダルフェア5社の特典を比較!
コメント